山曜日は山へ行こう


白鳥山
      

山曜日は山へ行こう!

                        

  

                       唐松の林登りて尾根に立つパノラマ続く大菩薩峠

期 日 平成18年8月29日(火)  晴れ
標 高 大菩薩嶺 2,057m
めあて 稜線からの富士山展望をめざす。(小説も心に引かれる)
登山口 山梨県塩山市−上日川峠(1,600m)
  時 間   上日川登山口(駐車場がある)−30分−福ちゃん荘−70分−雷岩
−5分−大菩薩嶺山頂−5分−雷岩−50分−親不知の頭−10分−大菩薩峠
下山 大菩薩峠(介山荘)−45分−富士見荘−25分−登山口駐車場
東京からアクセス 車−東京から山梨県塩山へ向かい裂石から上日川登山口をめざす
温 泉 大菩薩の湯(火曜日は休み)・残念

 今回は,次男の車で山梨県塩山市の名峰大菩薩峠に向かった。
 昔,時代劇や小説の記憶がある大菩薩峠・スケールの大きさを期待して出発。
 出発時はうす曇日和。 談合坂を過ぎる頃から少し雲が払われてきた。
 登山口は,中央自動車道勝沼インターを出て国道20号,411号から林道に入り上日川峠にある。 
 登山口となる<ロッジ長兵衛>の奥に進み左側の登山道に入る。
 明るい木漏れ日が届き,緩やかなアップダウンの素晴らしいコースは,樹間から見える林道<車道>に沿っている。
 やがて,山小屋<福ちゃん荘>に着く。 
 大きな登山道コースの案内板の前で,子どもを含む四人グループの方が,唐松尾根コースからの登りを勧めてくださった。
 案内板の左側からいよいよ本格的な登りに入る。
 尾根歩きといっても急坂が多く,息を吐いて登る。
 小休止し水分を取りながら,唐松の混ざる樹林を我慢して登る。
 徐々に空が開くと,花や展望も見られ楽しい。
 晴れ間ものぞくようになり, <日川ダム>後方には,うっすらと富士山山頂が顔を出したり,隠したりしていた。
 もう少しと思ったが残念!!
 やがて尾根の上に出ると,雷岩である。 砂利・露岩広場である。
 道標に従って左の方の大菩薩嶺に進む。
 丸太を組んだ木道が続き,丸太を組む作業の御苦労がしのばれ,快適な足の感触が嬉しい。
 木漏れ日の明るい林の中の木道を歩くと,ほどなく本日の最高地点,<大菩薩嶺>。 展望はない。
 数組の登山者と出会い,シャッターを押して,再び雷岩に戻る。
 <雷岩>から大菩薩峠まで,草地と露岩の緩やかなアップダウンのコースを,ビューポイントで展望を楽しみながら歩く。 本日のハイライト!
 うす雲が青空を多い,富士山等,遠望が望めないが,360度の視界は限りなく奥へ広がり,遠くの山は見えないけれども,確かな存在感が伝わり,壮大・爽快感で胸は一杯である。
 屋根を渡る風は涼しく,草原にはとぎれなく咲く山の花々が清楚で美しい。
 標高2,000mのビューポイントには十数人のグループが食事中だった。 
  さらに尾根を下り,<賽の河原>。 避難小屋があり,そこを登ると<親不知の頭>である。 この地点もビュウポイント。が,日川ダムの上の空はあいにくの雲が富士にかかっている。
 
 
 我々はその先の,1番のビューポイントをランチスペースとした。 <親不知の頭>の少し先である。
 砂利や石ころ,それに大岩があり,目の前には青い水を湛えた日川(にっかわ)ダムが観え,その左後ろに富士山が観えるはずだが,その富士にかかっている雲で今日は見えない。
 右側の尾根<親不知の頭>向こうには,南アルプスが見えるはずだが,こちらも残念。
 心の眼で素晴らしいパノラマを観ながら,ゆっくりランチタイムをとる。
 進む先には尾根伝いに大菩薩峠の山小屋が見えている。
 いよいよ大菩薩峠である。
 小説を書いたという中里介山の碑が建っている。
 今になって,空は青空となった。
 ゆかりある史実の説明版・案内板・売店・山小屋・ベンチ・木の香るきれいなトイレ等が整い,首都圏で<南アルプスの全山展望>で知られる尾根歩きの多くの登山者・縦走登山者に親しまれていることが伝わる広場である。
 下山コースは,介山荘横から入る。
 樹林の中,広い歩きやすいコースで,途中,川と出会いせせらぎも聞こえ快適である。
 富士が良く見えるという<富士見荘>もあるが,閉じている。
 
やがて福ちゃん荘に着き,そこからは車道林道を歩き,登山口の<ロッジ長兵衛>である。

        唐松の尾根コースは厳しい登りであったが,雷岩から大菩薩峠の草地と露岩の尾根歩きは快適。 遠望は霞んでおり,この尾根が                一番空に近いようで,爽快である。 遠くまで見えたら南アルプス全山,富士山が展望できたはずである。 うすい雲の中そのパノラマを
       感じながら歩く事ができ,素晴らしい登山となった。