山曜日は山へ行こう


白鳥山
      

山曜日は山へ行こう!

                        

  


旅の朝美しき小さきピークあり山頂に立つ伊豆烏帽子岳

期 日 平成18年8月31日(木)  晴れ
標 高 167m
めあて 西伊豆(雲見)にある海に突き出た山頂をめざす。
登山口 浅間神社駐車場
  時 間   登山口−25分−山頂
下山 山頂−15分−駐車場
アクセス(車) 三島・沼津−国道136号−土肥−西伊豆−雲見をめざす
温 泉 当日は「番上屋」

 神奈川県平塚市から西伊豆に妹夫婦と一泊旅行中である。
 朝の散歩である。 民宿の外に出ると,強い塩の香りが誘う。 前方の山のピークに,何やら神社の屋根と展望所のてすりの一部らしきものが見える。
 「登れるかな?」
 民宿近くの雲見港から海に伸びる岬を散歩する。
 入江になっている海面には,小岩・大岩が美しく面白い形に置かれ人が創作したようにも見える。
 階段をたどって進むと,突端は,思い出岬となっている。
 途中海岸線の斜面には,ユウスゲに似たオレンジ色の花が,朝の陽射しに映えている。
 民宿を出てすぐ左手にピークの見える山があった。
 「烏帽子山」
です。と,案内役の義弟が言う。
 「登ってみたい」
と,いうことで3人で登る事にした。
 
 浅間神社の駐車場が登山口である。 右手に神社が建っている。コンクリートの鳥居をくぐって石段を登る。
 この石段が,登っても登っても続き,
 「いくらあるんだろう」
と,息を吐きながら登った。
 下山の時数えると,何と420〜430段はあった!!
 登り始めると,すぐ大きな杉の木がある。
 根元から分かれていて<夫婦杉>と書かれている。 双方,空まで届くようなたくましさに感動し,石段を登り続ける。
 やがて,古びた社があり,ここで,石段が終わる。
 その後は,ジグザグの山道である。
 やがて,ゴツゴツとした岩道に入る。
 散歩時の軽装であり,両側の樹々を引っ掛けないよう,結構急坂の登山道を転ばないよう注意して進む。
 程なく,古い浅間神社奥宮の建物が見え山頂である。 奥にコンクリート階段を登る展望所がある。
 良く晴れた空と青い海!
 入り込んだ海岸線に,切り立った岩と緑が美しい。
 360度の展望をゆっくりと楽しむ。
 展望台の下は,絶壁となっているはず。 スリル感と爽快感を満喫して下山する。                                  
 下山時の石段降りは結構つらい。 ひざに負担をかけないよう斜めに進みながら,そして石段の数を数えながら降りた。

 民宿の温泉が待っている。                        
 伊豆の観光地らしく海の美味しい食と絶景,温泉を誇る民宿が立ち並んでいる。
  朝食前の散歩に外に出たら,山がある。登りたいが登山口はどうだろう。
  散歩帰り,浅間神社に向かうと神社駐車場が登山口である。 
  「ぜひ登りたい!」
と,妹が言う。 思いの外石段登りが厳しかったが,山頂は思ったとおり絶景!!
 朝一番の<温泉>と空腹後の<海の幸朝食> 
 「良か世ん中ねえー」