山曜日は山へ行こう!
寝転んで浮かびくる日々重けれど空に抱かれて烏帽子岳山頂
期 日 平成17年11月2日 晴れ 標 高 703m めあて 鹿児島県の山でまだ登ってない山に登る。 登山口 岩井田林道 時 間 林道駐車スペース−15分−三差路−25分−登山口−30分−
横川町からの登山道との合流点-15分-山頂下山 山頂−30分−登山口−30分−林道駐車スペース 鹿児島からのアクセス 鹿児島市−空港−丸尾−えびの高原 温 泉 轟温泉
今回は,鹿児島県にある烏帽子岳の名を持つ三つ目の烏帽子岳登山である。
姶良町にある「県民の森」をさらに奥の方に走る。
県道はよく整備され次々と過ぎる集落は,美しいきれいな里山の風景となって快い。
やがて,登山道の案内の大きな道標がある。 民家を巻くように緩やかなカーブを走り,登山口のある林道に入る。少し走ると駐車スペースがあるので車を置き林道歩きとなる。
林道は,川のせせらぎあり,杉木立あり,竹林ありの心地よい緩やかな登りが続く。 しかし,あまり人が歩かないのか舗装の切れたところは足元はごろごろ石が点在し,草の丈が,伸びているところもある。
やがて登山口の道標があり,左へ急な登りの細い登山道に入る。
やはり登山者が少ないのか,踏み跡はあるが,しっかりしてない。 急な登りが続き,息が切れるころようやく平坦地歩きとなった先の方,木漏れ日がきらきらする中に登山道の合流地点の道標が見える。
今日は晴れ!青い空は白い雲がわき,樹々の間からは,陽射しがこの奥深い山を明るくしている。
迫る烏帽子岳の山頂が見えると気分は又高まり,山頂への急登にも力が入る。
ほどなく山頂,
山頂は草地で,回りは枝の伸びた樹々に囲まれた程よい広さである。
長く伸びた草の上にシートを敷きランチタイムとする。
今日は,逢う人もなくのんびりと我々だけの時間が過ぎる。
ゴロンと寝転ぶと,空が間近い。
白い雲がゆっくりと動くのがわかる。・・・・日々のもろもろの問題をあの雲が運び去ってくれれば・・・・。
南の方向は開けていて,錦江湾や桜島が展望できる。うすいブルー,濃いブルーが果てまで広がっている。
下山時,急傾斜のくだりである。 深い落ち葉に腰をかがめ,両手を突いて滑るように進む。 それが災いし,腰ポケットに突っ込んでいためがねを落としてしまった。
「めがねはケースに入れてキチンとザックに入れておけ!」
「ごめんなさい」
急な傾斜に,乾いた落ち葉が深く積み,どうせ滑りやすいならと・・・・ついつい遊んでしまったが高いリスクとなった。
とにもかくにも,姶良町烏帽子岳登山は,,身体的には無事に終わり,<霧島烏帽子岳><,鹿児島平川烏帽子岳>,それぞれの思い出を振り返りながら帰途に着いた。