山曜日は山へ行こう!
名の由来 記され深山 祇園山 直登登山道 空に息吹く
期 日 | 平成17年5月4日 晴れ |
標 高 | 1,307m |
登山口 | 大石越登山口 |
時 間 | 登山口−50−天狗岩−40−頂上 |
下山 頂上−60−下山 | |
温 泉 | 五ヶ瀬温泉(木地屋) |
諸塚山へ行く途中,祇園山登山口への案内板を見つけた。また,赤土岸山登山口もある。
今回は諸塚山を目指していたが,意外に近いところにあるようだし,もし時間的に余裕があったら祇園山も九州百名山の一つであるから登ることにした。
諸塚山の頂上で他の団体のリーダーらしき人が,
「ここを下山したら,あの祇園山に登るのですよ」
と,説明をしている。考えることは同じだなあ〜。
諸塚山の下山は,まだ午前11時・・・・十分な時間が残っている。 さっそく,祇園山登山口の大石越へと向かう。
登山口は広く近くには揺岳の登山口もある。駐車場には,すでに10台近くの車が駐車している。
まず,登山口で目に付いたのが,山の名の由来の案内板と西南戦争当時の塹壕の址説明板である。
歴史的に由緒ある山であることがわかり,親しみを覚えて登山開始。
まず,少し登ったところに塹壕跡地があり,説明板が建てられていた。
登山道は,最初から急登が続く。直登登山道で,フーフー・・・一休みしながら登る。振り返ると高度感もあり,遠方に色々な山が見えるが,初めての山で,山の名前が良くわからない。(家に帰って本を見たら霧立山地の向坂山や小川岳だったらしい,もっとよく見て,写真撮影してくればよかったと思った。)
ロープを使って登ると,右手に視界が開けた。左奥にうっすらとアケボノツツジが見える。
がまんしてさらに登ると,天狗岩に出会う。自然林の中,突然の巨石である。
そこからほどなくやっと山頂である
山頂は広く,特に北側から東側が良く観え,北側には,根子岳,阿蘇山,東側には,諸塚山や赤土岸山の山並みが近くに見え,遠くには,祖母山の山なみと傾山の山々がうっすらと見える。
頂上には,諸塚山での6名のグループと夫婦2組に出会う。
そのうちの菊池の方と親しくなり,登山の楽しさや情報交換など,登山談義に花が咲いた。同じように九州百名山を目指す者同士にとっては,非常に得がたい有意義で心弾む時間である。
これから登山するであろう九州山地の山々を展望しながら,ゆっくりランチタイムをとる。
菊池のご夫婦と,後になり先になり下山する。駐車場に着くと,五ヶ瀬温泉への路が不案内だということで,温泉まで一緒にして走ることになった。楽しい登山となった。
「また,どこかでお会いしましょう」