山曜日は山へ行こう


母ヶ岳
      

山曜日は山へ行こう!

                        

  

緑濃きつわぶきの葉に木漏れ日よ冬晴れの朝母ヶ岳登山

期 日 平成17年12月25日  晴れ
標 高 517.0m
めあて 南薩摩の里山を目ざす
登山口 母ヶ岳林道入り口
  時 間   駐車場−50分−登山道入り口(林道終点)−15分−巻き道道標−
15分−展望石-7分-山頂
下山 山頂−30分−林道−40分−駐車場
鹿児島からのアクセス 鹿児島市−県道23号線(知覧町を目指す)-後岳バス停
温 泉


登山口標識 林道終点 巻き道案内 展望岩
炭焼き場 山頂 知覧の町 南薩の山々
 知覧町は,知覧武家屋敷や知覧特効平和会館でおなじみの町である。 今回はいつも通り過ぎるだけであった母ヶ岳登山を計画した。
 
 母ヶ岳は,知覧武家屋敷の庭園の借景となっている。
 登山口は,後岳バス停前左手の林道入り口で,駐車スペースもある。
 林道入り口に登山口入り口の標識がある。 ここから,林道終点まで,車も入ることが出来るが,快晴の山曜日で森林浴日和でもある。 バス停前の駐車スペースに車を置いて歩くことにした。
 空と山の空気を味わいながら久しぶりの(20日ぶりとなった)ウォークである。
 
 足が慣れたころ林道終点で登山道入口に着く。 途中,4人乗車の車が追い抜いていった。 また,同時に駐車スペースに止めてあった登山者の人たち6・7人が下山してきた。
 そのグループは,なんと,忘年登山を兼ねたシェルパのグループであった。楽しく明るいリーダーの方と挨拶を交わし,情報をもらい,元気をもらった。

登山道入り口に車数台が止められるスペースがあり,そこに先ほどの車が止まっていた。 すでに,登山に出発していて人影はなかった。

 いよいよ登山道である。林道でも多く見られたが,緩やかな登山道につわぶきが多い。 朝の明るい日差しが高い樹々を通してちらちらと明るく,特に足元のつわぶきの葉に光っている。 花の終わった茎が多いが花の季節は黄色が美しいだろうなー。

 炭焼きの跡があったが,積まれた石は草やコケで覆われ,古いものである。
 
 登山道は急坂となり足元に注意,つかまる枝に注意しながら登ると,巻き道案内の道標がある。
 我々は,山頂への道を進む。

 背の高い竹林を通るが竹を切り払ったり,倒したりして登山道を整備したらしい。
 「ありがたいね。」

 やがて,<展望石>に着く。
 これまで,植林,雑木林の中を進んできたので,展望の得られる大岩は爽快な気分で一休みできる。

 一息ついたところであるが,ここからの山頂までの直登が厳しい。

 整備された竹林の中の一直線の登りがかなり厳しいがすぐに山頂である。

 山頂もかなり樹木の切り払われた跡があり,広場になっている。
 木で組まれたベンチが二つ。 南薩摩の名峰に加え遠くの空に高隈山の峰峰が連なって見える。
 桜島の山頂もわずかではあるが見えた。

 先の登山グループすでに昼食を取っていた。

 知覧の町から川辺のほうへ続く地形も展望でき我々の故郷を確かめる。 ぐるりと回りながらシャッターを押した後,自然木の温かみのあるベンチに腰掛け,ランチタイムとする。

下山は巻き道を進んだ。 しっかりしているが,思いの外厳しい下山道である。 すべらないように木々につかまりつつ,足元の木の根のこぶを避けつつ進んだ。

 今日は絶好の山曜日となり,まだ,日も高い。
 もう一つ登ろう。

 近くの下山岳を目指すことにした。