山曜日は山へ行こう


白鳥山
      

山曜日は山へ行こう!

                        

  


八郎岳山頂眼下の街並みを 飛び舞いたきや青き海へと


期 日  平成19年8月22日(水)  晴れ
標 高  589.8m
登山口  八郎岳登山口(墓地入口)−駐車場は市民農園駐車場
  時 間    駐車場登山口−5分−登山口−1時間30分−八郎岳山頂
 下山 八郎岳山頂−40分−小八郎岳山頂−35分−乙女峠−1時間−駐車 場
鹿児島からのアクセス  鹿児島IC−九州自動車道−長崎自動車道−長崎IC−国道499号−平山− 市民農園へ
温 泉  元湯温泉(嬉野温泉)

それにしても暑い夏である。 しかし,夏の一日は長い。 今回は,遠く長崎の二つの名峰を目指す。
 長崎自動車道の西終点,長崎インターを出て,狭く通勤車両で混んでいる国道を南下,左の平山バス停を見て左に入る。 細い坂道を用心して進み,途中の<八郎岳登山口>の道標を過ぎると,市民農園駐車場がある。
 朝の農作業の車が数台。 準備をして
 「今日もかなり暑いな!」
登山口まで戻る。 道標地点にはサイクリング道路もあるが,登山道は,墓地への階段を上がって左方の奥にある。
 はじめは,ゆるやか登りの雑木林・ヒノキ植林であるが,次第に傾斜は増してくる。 それに,頼みの風も〜そよ〜ともしない。 すぐに,全身汗びしょり!  暑い 暑い・・・・。 たびたび,展望のきかない中であるが,小休止して水分をとる。 干し梅を口にする。 つよい陽射しが樹林からもれて,心地よい光景であるが,いつものように,深呼吸をする気分ではない!
 最後の登りでは,息も絶え絶え・・・・・。
 フーフーフーフーッ,フーッ!  
 
 山頂は, 視界100%の切り払われたきれいな草地である。  
 目の前に,長崎市街に続く造船所全景,長崎半島南端,天草・・・・。 晴天の白い雲もくっきりと影を落とし,強い陽射しの夏の風景である。
 あまりに街が近いので,ここから手を伸ばし,あのビルを,あの船を指でちょいとつまんで手のひらに乗せたい・・・・,ガリバーのような気分である。
 端っこの傾斜のある草地に席をとり,素晴らしいパノラマを占有して少し早いがランチタイムとする。 
 下山は,<熊ヶ峰>への道標に従って<小八郎岳>に向かう。 すぐに近道コースの分岐もあるが,先の方の分岐を右にとると,植林の防火帯となっている広い登山道となる。 
 <小八郎岳>山頂も草地であるが,カヤが伸び,周りに樹木があり余り展望はない。
 <小八郎岳>の急傾斜下山道<カヤトの急坂>は,四苦八苦の難所となる。 身の丈以上のカヤで,やぶこきの連続である。 夏季登山のリスクとして当然であるが,二人ともカヤに埋まりながら,軍手でかき分けたり,ゴイ!と握って体を支えたり・・・・・
 下り終わると,広々とカヤの草原が広がる<乙女峠>である。
 <平山>への道標に従ってさらに下る。 ツツジの木が多いがヤマツツジだと思う。 徐々にゴロゴロの大小の石が出てきて,小さな谷へと下りていく。
 登り始めノ時,しばらくしてから,時折,岩が薄く剥がれた平たい切片が,キラキラまではないが,チッチッと光っているのに気がつく。 その切片を少し寄せ集めると,確かに光っていてきれいだ。 この山地では,雲母,石綿が層を成す・・・という文面や<千枚岩>という文面がある・・・・・が。
 小さな流れを渡り,又は沿って下る。
 沢を離れ,歩きやすい登山道へと入るが,右側に平たい岩片を背丈ほども積んだ所がある。 自然のなす事ではないと思うが,長い区間,人は何のために積んだのか。
 やがて,林道に出て,市民農園へと続く。
 
 朝,8時半ごろ着いて,登山準備ヲしていると,市民農園から,朝一番の農作業を終えたご夫婦が,収穫野菜を手に帰ってきた。 声をかけると,採れたてのニガウリを
 「どうぞ 食べてください」
と,いう。
 人の良いご夫婦。 いっぱい採れて家にはある ということで,はからずも,プレゼントつきの嬉しい登山となったのである。