山曜日は山へ行こう!
◎ 5回目 藺牟田池外輪山登山
外輪山登山道楽しき起伏なりただ静かなる藺牟田池見て
月 日 | 平成19年4月14日(土) 晴れ | |
登山口 | 藺牟田池駐車場 | |
時 間 (いずれも休憩等を含む) |
愛宕山 | 登山口−30分−愛宕山 |
船見山 | 愛宕山−30分−船見山 | |
竜石 | 船見山−30分−車道−20分−竜石 | |
山王岳 | 竜石−5分−車道−25分−山王岳 | |
片城山 | 山王岳−35分−片城山 | |
飯盛山 | 片城山−30分−ホテル前−40分−飯盛山−25分−駐車場 | |
温 泉 | 芦刈の湯(鹿児島市) |
晴れわたる本日,急に思い立ちちょうど正午の登山開始となった。
今日は,休日で藺牟田池駐車場は車が多い。 桜は葉桜となっていたが,湖のボートで楽しむ人がいた。 左回り外輪山縦走で愛宕山から登山道に入る。 良く整備された登山道は山頂へジグザグ状に続く。 学術的に貴重な動植物保護区であり,キャンプ場や観光地である藺牟田池の外輪山に入ると,周りは一変,登山の面白さを体感する。 一部,植林もあるが,古木,大木の自然樹林である。 |
|
まもなく,下の方の観光客の声や車の音が小さくなり,池の湖面が見えなくなり,山頂である。 ベンチ(大分古くなっている)が置かれ,眼下には,祁答院の町や遠くに高千穂峰,桜島等の山並みが連なっている。 今日は,霞もかからず展望が良い。 山頂で二人の男性登山者と出会った。 この山は,人気がある。 途中で下山する二組の登山者とも出会った。 |
|
次は,船見山に向かう。 右手に藺牟田池と外輪山を望みつつ下り,鞍部から再度登る。 快適なコースである。 |
|
船見山山頂は,ちょっとした広さで樹に囲まれているが,一部が開けていて,先ほど登った愛宕山を見ることが出来る。 | |
船見山から下りが急である。 ずっと下のほうまでロープが張られありがたい。 注意しながら下りると,林道と出会う。 道標に従い,車道を少し歩き,竜石登山口からまた登り始める。 |
|
山つつじの花の彩る登山道を進むとやがて,再び藺牟田池の湖面が見え始め巨石のある竜石に着く。 しめなわを巻いた,巨石が,伝説の通り,湖面を見下ろしている。 神社に参拝し,下ると,赤い鳥居をくぐり再び車道に出る。 横切って,山王岳へ向かう。 |
|
山王岳の登りは,岩場が出てくると急登だ。 足元も大小の岩があり足を置くのも大変だが面白い。 それに,ロープもあるので,あれやこれや難儀苦労,考えつつ楽しめるコースである。 登りきって岩場から一息しての展望は絶景パノラマである。 |
|
山王岳山頂は,樹林の中の広い草地である。 木漏れ日の涼しい中で小休止して,片城山へ向かうが,このコースも楽しい。 途中,行く手に巨大岩が立っている。 これは,<双子石>で<石周り−展望あり>の道標があり,右の方へ巨石を巻くように右に進むと展望岩があり,ここも絶景である。 やがて,また,急傾斜下りとなり,ロープを頼って,草地の鞍部まで下る。 |
|
狭い草地の向こうが,片城山への登山道である。 岩ゴロゴロの急登をロープを使って登ると,登山道途中に展望のない山頂となる。 山頂前に入来方面の展望がよい。 下りは,後半また急傾斜で,ロープがはられスリル感がある。 途中,湖面の美しい展望を楽しみながら,鞍部の広い草地まで下る。 |
|
草地を横切って九州自然歩道に入り飯盛山<藺牟田富士>に向かう。 整備された快適なコースである。 やがて,<いこいの村・いむた池>の裏側を抜け,施設のテニス場を経て,飯盛山登山道に入る。 登山道の片側はツツジや桜,もみじ等が植えられ,舗装された登山道は,山腹を巻きながら山頂まで続く。 途中,親子連れも追いついてきた。 |
|
飯盛山の山頂は,広い広い草地で,あずま屋やベンチ,絵図等の設置,祁答院の集落,池と外輪山,全方四方大パノラマが広がる。 | |
これから,あちこちの山は,山野草でいっぱいになるだろう。 今日も,スミレ,山ツツジ等が山を彩っていた。 |
◎ 第4回 藺牟田行け外輪山登山
藺牟田池 竜伝説秘めて なお蒼く 外輪山巡る 瞳に深く澄む
月 日 | 平成16年9月27日 曇り |
登山口 | 藺牟田池駐車場 |
時 間 (いずれも小休憩,展望,写真撮影を含む) |
登山口から愛宕山 (30分) |
愛宕山から舟見岳 (30分) | |
舟見岳から林道を経て竜石 (40分) | |
竜石から山王岳 (20分) | |
山王山から片城山 (35分) | |
片城山から自然歩道を経て飯盛山登山口へ (45分) | |
飯盛山から駐車場へ (20分) | |
温泉 | いこいの村藺牟田池 |
藺牟田池外輪山は4回目であるが,完全縦走は初めてである。
愛宕山(480m)
残暑の熱気の中登山口から秋の草花(ハギ,ゲンノショウコ,アキノキリンソウ,ノギク等)が群れて咲いている山は,「秋だねー」
山頂は祠と赤さびた逆鉾がありベンチで一休み。南側の展望180度。黄色の稲田が光っている。
舟見山(499m)
鞍部から細い登山道。登山道はしっかりしている。山頂は展望は望めない。舟見岳から林道への下りは急で緊張感がある。しかしロープを張ってあるので気をつけておりると安全である。
竜石(415m)
赤い鳥居をくぐってしめなわのある巨大な石のある山頂。竜伝説の説明版があり,悲しい竜の運命が池の湖面の青さと共に胸にしみてくる。池の正面に<藺牟田富士>と呼ばれる美しい山容の飯盛山が見える。「一人が飯盛山に登っていて一人がここから『おーい』と手を振ってみたいねー」
山王山(485m)
ロープあり,岩場あり,急登ありの鞍部を登る。山頂は手入れが行き届き,以前よりすっきりしているが,展望はない。
片城山(509m)
山王山よりの鞍部はロープの張ってある急登,急下降のスリルが楽しい。緊張感あり。山頂は展望なし。
飯盛山(432m)<藺牟田富士>
片城山からスリル感80点か〜満点の急降下を慎重に下山し,いこいの村「いむた池」裏に続く九州自然道を森林浴を楽しみながら飯盛登山口まで歩く。登山口から,飯盛山を1回半巻きながら,左端にツツジが整然と植えられ舗装された登山道を山頂まで登る。山頂は,運動場ほど広い。草地の山頂は360度の大パノラマである。
「ばんざい!」
休憩所とベンチも整備されベンチに寝ころぶと,空と一体となり大快感!大快感!,
帰りは,<いこいの村藺牟田池>ホテル日帰り温泉をゆっくり楽しむ。
藺牟田富士 写す湖面を ぐるり一周 外輪山の起伏 踏破秋の日に