山曜日は山へ行こう!
コウヤマキ自生地蔵岳登り来て悠仁さまよお健やかなれ
期 日 平成19年2月13日(火) 晴れ 標 高 地蔵岳 1,089m 登山口 (尾八重川)尾八重大橋付近−地蔵岳登山口 時 間 地蔵岳登山口−50分−伐採地−20分−コウヤマキの背−40分−打越分岐−30分−山頂 下山 山頂−120分−登山口 鹿児島からのアクセス 西都市IC−国道219号−15番バス停右折−尾八重川に沿って登山口へ 温 泉 スーパー元気湯(都城)
今月から仕事が始まった。 月に10日ほどの体力・能力・精神力に合うだろう軽い仕事であるが,その分山曜日が取れなくなる。
今日は,貴重な登山日和・・・・・ 宮崎県の地蔵岳を目指した。
国道219号から15番バス停を右折し,尾八重川沿いに走るのであるが,途中工事中<通行止め・う回>等の案内板を詳しく確認しないで,右折し,ひむか街道を走ってしまった。 1時間ほど走ったところで,間違いだろうと考え,道路工事中の男性に聞いたところ, 「案内板のところで右折せず川沿いに走るのですよ。<通行止め>は,登山口の先ですよ」 とのこと。 Uターンして90分ぐらい時間ロスをした。 複数の案内板は,きちんと一つ一つ確認する事の重要さ・・・以前にも経験した事だがここでも・・・。 登山者の初歩的知識・・・・を思い知らされた。 案内には,<地蔵岳登山口の先が通行止め>と,記されていたのである。 「ミスったなあ・・} 道路は細いが,舗装されて走りやすく助かった。 やがて,<尾八重大橋>があり,左に渡って空き地に車を置く。 橋を戻って,登山口となる。 一旦下り,川の石をピヨンピヨンと渡って対岸の登山道に入る。 |
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まず,きれいな杉植林である。自然林となっても常緑樹が多く,緑の中の登山道で,夏の登山も日差しをさえぎってくれるだろう。 3合目の表示を過ぎ,急斜面を目印テープに従って,ジグザク状に登っていく。 やがて,伐採された木の切り株が多数の小広場に突き当たる。 登山口方が開け,小休止して集落や牧場広場を眺望する。 |
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さらに登山道を進むと徐々に急斜面は,増してくる,木の根や枝を注意深く足元と手の補助にして息を吐いて登る。 やがて,尾根上に出て秋條宮・紀子様にお生まれに悠仁様のおしるしである<コウヤマキ>の自生群生地<コウヤマキの背>となる。 しばらく右も左も急崖で,展望の良い痩せた尾根上を歩くが,コウヤマキの落葉道・・・・濃い茶色の松葉を太くした葉が,光沢もあり,深く敷き詰められて,ふかふか・・・。 悠仁様の<おしるし>と聞いたせいばかりでなく,落ち葉まで品格がある。 歩きながら紀子様方の笑顔を思い出していた。 |
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5合目,<コウヤマキの肩>,6合目を過ぎ,急峻登山道も多く,ロープや鎖が付けられてありがたい。 自然林を斜めに登る途中,かん高い<シカ>の声?を聞いた。 今日は,出会う登山者はいない。 森の中で出会う動物は,たとえ<シカ>であっても少々不安。 <打越分岐>ここから,幾分ゆるやかになると情報はあったが,我々には,なおも厳しい登りとなった。 <あと10分>,<あと5分>の表示を励ましに,両手両足で岩や木枝,ロープをつかみながら登ったのである。 |
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やっと山頂。 山頂は,かわいい小さな二体のお地蔵様。 小広場は,樹々に囲まれている。 すぐ先に展望広場があり,絵地図の通り,展望が美しい。 山頂にシートを敷いてランチタイム。 今日は,上々のお天気で,横になるとうとうと・・・。 山頂でも登山者はいない。 |
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ゆっくりしたあとは,また,急坂の下山でフーフー。 公舎造林の手入れの行き届いた杉林,気品あるコウヤマキの林,コウヤマキの落葉の尾根歩き,スリル感のある急岩場登り下り,長いロープ急登・・・・等々,とても変化のある楽しい登山となった。 |