山曜日は山へ行こう!
空に湧く 雲匂う山頂 岩に立ち 大阿蘇を指す 冠ヶ岳
期 日 平成16年6月6日 登山口 地蔵峠入り口駐車場(グリーンロード南阿蘇峠付近駐車場車5〜6台) 時 間 登り 1時間20分 下り 1時間 温 泉
今回は,俵山を目指したが,早く下山できた。その上天候の回復も早く,時間に余裕ができたので,近くの冠ケ岳登山を決めた。
地蔵峠駐車場に車を止めて,ザックを置いて身軽になり登山することにした。
「何しろ午後からの登山・・・・急ごう!」
すぐ左横から階段状の坂を登るとそこが地蔵峠である。そこから右に折れても冠ケ岳に行けるし,駐車場からそのままグリーンロードを峠に登っていくと峠の頂上付近の右手に,冠ケ岳の道標があり登山口階段が設けられている。その階段を登ると,そこからは自然樹林の中,比較的平坦な登山道が続く。ザックは車に置いて来たので身体は軽い。
自然林の中のそれでいてしっかりとした踏み跡を,時にはハイキングのように,時には小走りに,時折立てられた<冠ケ岳>への表示に従って進む。時々,青空が明るい雲に覆われることはあったが,1時間ほどすると,山頂付近のアップダウンがあり,すぐ山頂! 天候はすっかり回復していた。
山頂は,まさに濃い青空と白い雲が広がって爽快の一語に尽きる。
山頂標織地点より,さらに奥があるので進んでみると巨大な石が二つ,その上からは,360度の大パノラマを楽しむことができた。二つの岩に片方ずつ足を置いて立つ。すぐ上の雲に手が届きそうな・・・・・。
「ここは雲に一番近いのだなあ!」
「力強い白い雲だね!」
匂いがぷんぷんするような雲と並んで写ろうとそれぞれがポーズをとる。
下山着は,5:00。夏場だからこの時間でもよしとする。
帰りは,益城インターに入る前から急速に天候が悪化し,どしゃ降りで,フロントガラスに打ち付ける雨粒がいたく感じられるほど。高速もゆるゆる走る。
PM10:30ごろ帰宅。
「今日は,神業的な山行きだったね。」
「山の神様,お守りくださってありがとうございました。」
でも,罰が一つ。ポケットのめがねを落とした。
めがねは仕事に必要。・万円支出。注意不足が高くついた。登山の教習代としよう。