山曜日は山へ行こう


白鳥山
      

山曜日は山へ行こう!

                        

  

              きららきら木漏れ日遊ぶ木場岳は緑流るる照葉樹の森


期 日 成19年2月19日(月)  晴れ
標 高 890.8m
登山口 木場岳登山口(大鹿倉林道)
  時 間   登山口−25分−中間点−30分−川の源−15分−山頂
下山 山頂−10分−川の源−35分−登山口
鹿児島からのアクセス 垂水−国道269号−錦江町−県道68号−大鹿倉林道
温 泉 (垂水)  ふれあいセンター たるみず
 木場岳登山口は,大鹿倉林道にある。
 その林道が厳しかった!。 スペースはあるが,車の離合の不安な凸凹道である。 それでも途中までは,水汲み場があって,水をポリ容器に汲んでいる人を見た。
 その先は,特にタイヤを傷つけないよう細心の注意で,難所は時速3km前後で乗り越える。
 しかし,登山道は第1級!!素晴らしい木場岳だったのである。
 登山口には,<西日本最大級 照葉樹の森の自然環境保護地区>の案内板があり,この尾根に続く<照葉樹の森・稲尾岳>の深い森を思い出す。
 登山道すぐ入口から@と番号が立てられている。(80まである)
 はじめはゆるやかな登りで,緑の樹林に射しこむ日差しを受けて気持ちよく歩く。
 番号札は,割と近い間隔で立てられているので,どんどん進む感覚で嬉しい。
 両側には,<アカガシ><ヤブツバキ><サカキ>等の樹木札もつけられ,距離の表示,要所説明版もつけられよく整備されて楽しく歩く事が出来る。
 26番あたりから,片方杉植林になり,作業用林道でザラザラ登山道となる。
 少し進み,30番代になると,湿地帯登山道に入り,水分を含んだ空気がすがすがしい。 (ウーン,最高の気分・・・・)いくつかの沢を右へ左へ,コケのついた樹木や岩を,ピョンピョンと渡り,しばらくアップダウンの深い森を進むが,豊かな水分のためか? <サルノコシカケ>キノコも大きく成長していた。
 素晴らしい登山道をしばらく進むと<川の源>である。
この地点の前後から,木の階段もあり,6つほどの階段を登るうち徐々に森は開けて明るい空に椿の花も映え,山頂は近い。
 
 三角点表示板のある山頂は,木に覆われて展望はないが,すぐ先の80番のところに展望岩がある。
 自然展望岩は,自然ではなくて,眺望のない山頂の代わりに人の手のよって,創られたような素晴らしい展望台となっている。
 広くて滑らかな露岩は,ゆっくりからだを伸ばしたりランチタイムをとったり出来る。
 美しい太平洋,佐多岬等を楽しむことが出来る。
 下山も番号木柱を確認しながら登山の時の素晴らしさを確認しながら進む。
 特に,湿地で水の流れに沿って歩き,あるいは横切る登山道ではマイナスイオン一杯? 全身においしいエネルギーを吸い込むように深呼吸を繰り返し歩く。
 「登山道は第1級の素晴らしさ!」
 「林道は厳しい〜」
 ため息をつきつつ下山する。
 次は,<野首嶽>を目指す。