山曜日は山へ行こう

多良岳
               

山曜日は山へ行こう!
               

  


晴れやかに 汗して交わす こんにちは 久住登山道に 花微笑みて

   期 日     平成15年7月27日 晴れ  
登山口  牧ノ戸峠
  時 間    登山口−1時間50分−久住分かれ−40分−山頂
 下山 山頂−2時間−登山口
温 泉




 天気予報の雨続きの合間の貴重な晴れの日,県外の山へ2回目の挑戦である。阿蘇の空は,きれいに晴れていて,外輪山の山並みがくっきり美しい。街並みや,畑地の道路脇のあじさいの花が,涼しげである。やまなみハイウェイも快適。日曜日と重なり牧ノ戸峠は人と車で一杯になっていた。県外の車も多いし,登山の出で立ちの人も多く,登山人口の多さを痛感した。
 
 登山口から展望台,沓掛山,そして扇が鼻分岐へと緩やかなアップダウンを繰り返しながら登っていく。途中の山あじさいの素朴で可憐,そして気品のある姿が忘れられない。
 久住分かれでは,小学生が列を作って登山していた。ここまで険しさはないが,長い道のりを登ったという疲れもなく,皆明るく元気な様子である。その他のグループも多く,我々とおなじ夫婦組も多かった。久住分かれは周辺山への分岐点となっており,避難小屋もあって広場になっている。お弁当を食べたり,小休止して談笑しているグループもあった。
 
 久住避難小屋の前を横切り,ゴロゴロしたガレ場斜面を登り詰め,右奥へと進むと久住の山々,広大な展望の久住山頂である。大小の岩があり,山頂標識も岩に挟まれ立っている。
天候が少々不安定になり,霧が涌いたり,消えたりして,下の方に広がる緑の樹林や久住連山が大画面に映し出されたり,消えたりするように見える。一瞬,一瞬の晴れ間には,真っ青な空にくっきりと展望が広がり,雲の上に座って上空を移動しているような軽やかな体感である。安定した岩に席を取り,にぎわう展望レストランでランチタイムとコーヒータイムをゆっくりとる。快適な体感をして,下山する。
 
 登山の時であった山あじあさいが,霧に洗われたのか一段と清楚に姿を整えている。薄紫,白,うすピンクの小さな花びら,可愛いい姿を写真に収めた。
 久住には,星生山,大船山,三俣山,平治山,等々魅力ある,山が多い。これから,幾度となく訪れたい。