山曜日は山へ行こう


国見山(肝属山系)
      

山曜日は山へ行こう!

                        

  


                国見山無線ドーム在り権現在り志布志湾あり青き空あり

期 日 平成18年3月11日  晴れ
標 高
887m
めあて 県内の肝属の山を目指す。
登山口 国見平駐車場
  時 間   駐車場−35分−国見権現入り口−15分−山頂
下山 山頂−20分−無線中継所−35分−駐車場
鹿児島からのアクセス 鹿児島市−垂水フェリー国道220号−内之浦トンネル−国見平へ(林道)
温 泉 高山温泉ドーム
入り口のゲート 国見山 アセビ 椿
国見山山頂 国見権現 志布志湾 二階堂屋敷 国見無線中継所と黒尊岳(右端)


 黒尊岳を下山し向かい側の国見山をめざす。
 山頂付近に無線中継所が建てられており,立派な車道が通っている。 入り口はゲートで閉鎖されているが脇を通り,舗装されている道路を国見権現(山頂)分岐まで歩く。
 椿の木や,やさしい白い花を鈴なりに付けたアセビ等が咲き,楽しくシャッターを押さえながらしばらく緩やかなのぼりを歩くと右側に登山道入り口の道標がある。

 踏み跡のしっかりした登山道を登るが,緩やかなのぼりでアセビ・椿・シキミ・アオキ等,花や実の色に春の訪づれを感じながら登ると,程なく山頂である。

 山頂標識前にザックを置いて,登頂証明記念撮影のシャッターを押す。
 国見権現様は?,と奥の方を見ると東串良の方に開けたちょっとした広場に大きな鳥居が建てられ鳥居の奥に祠が祭ってある。
 今日登った国見山と黒尊岳,それに以前登った甫与志岳の3つを三岳(みたけ)といって昔,3つの山頂にまつってある祠に参拝することを三岳参りといって賑わっていたという。

 これまでに登った100近くの山頂付近や登山道途中の大半に何らかの形で神社や祠があった。
 山と信仰の深い結びつきを想うことである。

 太平洋に向かって建っている権現様の大きな鳥居をしっかりと胸に収めて下山する。
 下山道が舗装道路に出たところで右へ向かい,無線中継所広場に出る。 志布志湾の曲線を描く海岸線の素晴らしい展望を前に,草地に席を取り,少し遅い弁当を取る。 ややうす曇が広がったが,風もなくぽかぽか温かで豊かな優しい時間をたっぷり過ごす。

 下山後は,高山町の観光コースの一つ,二階堂屋敷を見学し,新しく素晴らしい温泉施設<高山温泉ドーム>でゆっくりする。