山曜日は山へ行こう!
鞍岳と ツームシ山の大 パノラマよ 阿蘇・九重・雲仙 一気に抱きて
日 | 平成16年9月15日 晴れ 山曜日 |
登山口 | ミルクロードから阿蘇牧場を過ぎ(山の神)鳥居近く。→駐車場は広い |
時間 | 鞍岳へ20分−女岳へ6分−ツームシ山へ50分−下山50分 (小休憩,写真撮影含む) |
温泉 | 四季の郷 旭志村温泉センター |
広大な阿蘇牧場を抜け,登山口近くの駐車場は8合目あたりになる。
登山口からつぼみを付けたアセビの木をくぐりながら登ると程なく山頂である。途中山林関係の男性が,台風あとの見回りをされており,樹々も風下に斜めになったり,折れたりちぎれたりしている枝も多く,台風の強い風を受けた様子がうかがえた。こうして見回ってくださって登山道をふさぐ木の枝など整理くださっていることを思い感謝,感謝。
「ありがとうございます」
さほど広くはないが,山頂は360度の全望。山頂には旭志村からの登山者御夫婦があった。あいさつを交わし,ぐるり目を移しながら
「あれが,涌蓋山・・・あれが八方ガ岳・・・」
と,説明してくださった。
「鹿児島からです。」
と,いうと
「えー,鹿児島?私たち開聞岳に行きたいのですよ」
とのこと
「私たちも今日は日帰りですから,熊本からも開聞岳登山は十分日帰りで,できますよ」
と,いうと
「きっといきます!」
開聞岳で会えたらすばらしいなあー
別れて,隣のピーク女岳へ向かう。草地にマツムシソウが紫の花びらをまん丸に広げている。上品でやさしい色合いとたたずまいである。
次は,反対側のピーク,ツームシ山に向かう。
稜線を緩やかな上り下りする登山道は,アセビの群生があり,たくさんのつぼみが鈴なりのような感じである。
早春の開花時は素晴らしいだろうな。
ツームシ山の山頂も360度大展望。デジタルカメラのビデオを回しながら二人で堪能する。今日の展望レストランは貸し切りのようである。熱い陽光に照らされる背中を,大阿蘇の方からそよぐ風に冷やしてもらいながらランチタイム。
下山は,往路途中に何カ所か林道左方へ向かう標識があり,管理小屋への分岐点を下山した。
帰りは立派な施設,旭志村の<四季の里>の温泉で体を休めた。