山曜日は山へ行こう!
雪道を 踏みしめ登る 福寿草の 仰烏帽子岳に 群れて咲く日に
期 日 | 平成16年3月10日 晴れ |
登山口 | 元井谷登山口 道路脇や登山口付近空き地に駐車スペース |
時 間 | 登山口−1時間30分−仏石分岐−60分−山頂 |
下山−1時間40分−元井谷登山口 | |
温 泉 | 相良温泉 茶湯里 |
3月にもなると九州南部の雪も少ないだろうということで福寿草の咲くという仰烏帽子岳登山となった。軽アイゼンやスパッツ,防寒着も準備して早朝出発する。
登山口に向かう五木村は,川辺ダムに関連し新しく生まれ変わっており,広く明るい観光地のたたずまいを目にして感動した。五木の子守歌の音色の聞こえる郵便局で登山口を教えてもらって旧道を元井谷へ向かった。
登山口周辺に車を置き,枯れ沿いに登る。日陰地では,前々日の雨でぬかるみもあり,,滑りやすいので,アイゼンを着けることにした。しばらくして,ぬかるみに雪が混じり,そのうち,登山道も雪の踏みしめ後となる。
徐々にまわりは雪景色となっていく。
雪に覆われたり,太陽の陽光の射す斜面に福寿草が,咲いている。
<福寿草を踏まないで!>
<自然を荒らさないで!>
の標識と,ロープや木の囲いで福寿草の群生を守ろうと呼びかけている。写真を写したくて近寄りたいのだろう。福寿草は少なくなったと自制を呼びかけている。
光沢のある黄色の薄花びら,高さの割合に大きな花。幸せの黄色いハンカチのような雪の中に温かさ,優しさを振りまく字の如く(福)(寿)の花であることに感動する。
山頂近くになると,雪は深くなるが,しっかり踏み固められていて,軽アイゼンを着けているので,注意すると滑る心配はなかった。
山頂には,すでに15人ほどの登山客が,大小の岩をテーブルにあるいは,背もたれにして,大展望を楽しんでいた。展望は,360度パノラマ。市房山まで見えていた。
下山途中で,20名ほどのツアー登山者を始め数組の登山者と出会う。
「冬の山で午後からの登山は不安だなあ」
と,思いつつ見送る。
我々は,PM2:00下山で,帰りも福寿草をゆっくり楽しむことができた。
帰りは,相良村の<茶湯里>の温泉を楽しむ。大駐車場,大浴場きれいな施設でゆっくりできた。
雪と福寿草の風景はその後,歯の治療の時必ず想い出すのである。治療が始まると歯科医院のいすに座り,怖いので,目はずっととじている。明るい陽射しの残像の中に黄色の福寿草が浮かんでくる。そのまま雪の中の福寿草風景となり,あの不気味な音は,黄色の花びらのささやきとなり,やさしく上手な治療は,さほど痛まず終わるのである。