山曜日は山へ行こう!
陸の先 波しぶき打つ 野間半島を 見下ろして立つ 野間岳山頂に
期 日 | 平成16年10月10日 晴れ |
登山口 | 野間神社 |
時 間 | 登山口−15分−植樹園−20分−第2展望所−20分−山頂 |
下山 山頂−40分−登山口 | |
温 泉 | いなほ館(金峰町) |
南薩では良く知られている野間岳である。大浦町にはいると野間岳が美しい。
登山口までの林道は狭いが,車は走りやすい。野間神社前の広場には車が1台,先客か。車を止めて準備しているとパトカーが来た。声をかけると,「巡回中」だとのこと。くるりとUターンしてかえっていった。
神社は大きく比較的広いが,周りはうっそうとした森である。<元は,この神社は野間岳山頂にあった>と案内板に書かれてあった。
神社の本殿の右側に登山口があり,登りはじめる。
樹々の間から青空がこぼれる自然林をしばらく行くと,周りを切り払ったちょっとした広場がある。
県内の市町村のシンボルとなる木を植えた植樹園である。枯れてしまったり,成長していない木もあるが,ほとんどは元気良く成長しているようである。それぞれの土地の人々は見に来るのだろうか。
野間神社の例祭は,2月20日に行われ,にぎわいを見せていると案内板に書かれてあったが,その日に見に来る人も多いのだろう。
ぜひ,多くの人に見守って欲しい。我々もまた見に来ようと思って進むうち,第2展望所に着く。
分かりやすく,立派な展望絵標識があり,展望のすばらしさが2倍になった。このような,分かりやすい絵標識がどこでも欲しい。絵の方位板もうれしくて有り難い。
山頂までは一息である。
登山道は全体的に急であるが,舗装されたり,階段やくさり,ロープがあり,整備されている。
山頂は,草地になっており,1等三角点,祠,摩崖仏がある。更に,奥に進むと大きないくつかの巨岩があり,特に,野間半島を見下ろす岩に立つと絶景である。
若い夫婦一組が,飯ごうでランチをつくっていた。
絶景を楽しみながらお弁当もいいが,キャンプ用具でご飯みそ汁をつくるのはなおさらおいしいだろう。
こうして,若いうちから登山を本格的に楽しむこの夫婦が羨ましく素晴らしく思えた。
下山後は,帰路にある金峰町の<いなほ館>の温泉を利用した。
最近,各地には,その土地独特の温泉施設があって嬉しい。