山曜日は山へ行こう!
伸びる樹々根元にやさし群れ咲くやサツマイナモリ六郎館岳
期 日 成19年3月30日(金) 晴れ 標 高 754.0m 登山口 六郎館岳登山口(旧国道) 時 間 駐車場登山口−75分−山頂−2分−展望台 下山 展望台−35分−林道出会い−40分−駐車場登山口 鹿児島からのアクセス 鴨池港−垂水フェリー垂水−国道220号−県道68号−県道448号−錦江町内の牧公民館先付近から旧道に入る 温 泉 ゆたか温泉(鹿屋市)
天候や仕事の都合を見てやっと見つけた山曜日である。
分県「鹿児島県の山」を参考に大隈の二つの山をめざす事にする。
まず,六郎館岳である。
垂水市からのコースは,錦江町へ向かい,さらに,県道448号線で肝属町へ向かう。 町堺で,旧道へ入るのだが,案内板を見落とし,行き過ぎてしまった。 Uターンをして良く見ると,道標に<六郎館岳登山口>と共にあった,矢印の赤いブリキ板が寝かされていて気付かなかったのである。 この道標を左へ旧国道に入る。 ほどなく駐車スペースのある登山口である。 |
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10分ほどで林道(重岳林道)と登山道が出会うが,林道に出ないで,道標に従って右折する。 登山道は,一部,ヒノキや杉の植林があるが,ほとんどが自然林で,芽吹き始めた草や木が,ふかふか落ち葉にかわいく,小さく,顔を出して気持ちよく歩く事が出来る。 目印のテープや道標もよくつけられている。 |
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春を迎え,山や民家に桜や花桃などがきれいである。 登山道もふくらんだ花のつぼみも,花も多い。 まず,足元や樹々の根元に白い小さなサツマイナモリの花が一杯ある。 登山道の両側の奥の方まで・・・。 地味な方ではあるが,ほんのりとした明るさ・優しさが嬉しく,見とれてしまう。 |
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全体的にアップダウンが続き,山頂まで4回ほどの急登がある。 後の方は, 「山頂かな?」 と、期待しつつ登るが,登山道は続き,小さなアップダウンを経てまた,長い急登がある。 しかし,危険な地点はなく,ただ,息をフーフー吐きながら登る。 徐々に空は青く晴れ,今日は,風が強いようだ。 ざわざわと音は大きいが,樹々の枝が強い風は遮ってくれるので,汗はかかない。 照葉樹の森の森林浴を楽しむ。 |
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落ち椿,ミヤマシキミ,シキミ等の花を写しながらゆっくりを進み山頂!! 山頂は,樹々に囲まれ,展望はない。 しかし,少し進むと自然展望巨岩がある。 山頂の代わりに誰か〜登山の神様? が置いて下さったような・・・・ 今日は,頭上の空は青いが遠くは霞んでいる。 霞は低く覆い白い海となったが,太平洋,山並みがぐるりと展望できる。 コーヒータイムを取り,下山する。 |
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下山は,展望岩の下を右へ下って行く。 再び,森林浴とシキミやキブシ等を楽しみながら進むと,30分ほどで舗装林道に突き当たる。 舗装林道は右方向は登り,左は下りで,下山コースは,左の林道コースをとる。 しばらくは,左を流れる渓流沿いで,せせらぎやうぐいすの声が心地よい。 30分ほどの林道歩きでゲートに出会い,旧国道に出て右に進むと,ほどなく駐車場である。 |