山曜日は山へ行こう!
古きもの新しきもの納まりて背振の山頂時代(とき)は流るる
期 日 平成19年3月4日(月) 晴れ 標 高 1054.6m 登山口 県道305号 背振山登山口(背振神社より山頂へ) 時 間 登山口−45分−車道出会い−20分−山頂 下山 山頂−45分−登山口 鹿児島からのアクセス 鹿児島IC−東脊振IC−県道305号−背振神社−背振山登山口 温 泉 卑弥呼の湯
暖かくなり,遠出の登山をしやすくなった。 今回は,佐賀の背振山を目指す。
天気は午後より崩れる予想であるが,天候しだいで,九州百名山となっている金山をはじめ,登れる山をめざしたい。
月明かりで幾分明るい高速道走行が楽である。 夜が明けだした車窓から見える背振山地の稜線は,朝の空に延々と続いている。 以前登山した九千部山や石谷山の山頂も,あの稜線に連なっているのである。 東脊振インターを出て県道305号を北方向へ走る。 今日めざすのは,背振山。 途中にある背振神社下宮に参拝して,尚進むと左側に登山口表示の案内板があり,車を寄せて登山開始である。 |
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杉林を過ぎて自然林の中,緩やかな登りを進む。 水は,多くないがいくつかの小さな浅い沢や谷を渡る。 登山道は,全体的に水分が多く,樹木の木肌や石も緑のコケを着け,小鳥の声の響く,空気も清々しい。 モスグリーンのコケを付けた杉の大木を,左へ進むと登山道は,石畳状となる。 更に急な登りを,ひと登り進むと車道に出る。 |
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車道を横切ると,登山道は階段状となる。 すぐに<たにし仏>である。 信仰の山となっている案内板,縦走できる蛤岳への分岐点道標、それに強そうな仁王像が安置されている。 |
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山頂に向かって進むと,山頂公園の駐車場である。 絵図やトイレ,コーヒー自動販売機があり,観光客も多いと思われる。 航空自衛隊背振山分屯基地のフェンスに沿って山頂へ進む。 途中<役の行者>堂がフェンスの向こうに立ち,こちら側には,替えたばかりのお花が供えてある。 |
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山頂には,背振神社の上宮の古い石段,鳥居,灯篭等がどっしりと建っているが,自衛隊施設,気象レーダードーム,パノラマアンテナ等が古くからの神社を邪魔しないように建っている。 ちぐはぐな感じもあるが,これが,背振山の個性!! これからも山頂は変化,進化していくのだろう。 もう少しゆっくり見たいしコーヒーも飲みたいが,今日は,風が強い。 山頂は腰を下ろせないほどである。 「風よ 雲を払っておくれ!」 |
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神社に参拝し,大展望を堪能する。 東側には,背振ダム。 北の方向には,福岡の市街地。 西には。佐賀の山並みが眺望できる。 古い信仰の山で,山岳修道場として栄えたという。 登山コースも複数あり,背振山地の縦走コースも複数あるらしい。 車道は山頂まで延びており,観光客も多いと思う。 今日のコースも私共にとってありがたい初心者コースである。 下山は,次の金山に向かう。 |