山曜日は山へ行こう!
急登なれど 階段ロープに 導かれ 釈迦堂建つ山頂 九州峰連なる
期 日 | 平成16年2月26日 晴れ |
登山口 | 法華嶽尊拝寺駐車場 |
時 間 | 登山口−60分−4合目−40分−7合目−40分−山頂 |
下山 頂上−1時間20分−登山口 | |
温 泉 |
冬の登山は,登山口までのアクセスの良い山を選んでいる。 今日は宮崎の釈迦ヶ獄登山である。
登山口となる法華獄尊拝寺の駐車場から,登山口にはいる丘の一帯に菜の花の植え付けをしていた。山頂まで,きちんと何合目と表示がしてあり,登りやすい。6合目までは,一部を除き美しい杉の植林の林道を歩く。テープの目印もはっきりして明るい陽射しも届き快適である。
いよいよ登山道に入ると繰り返しの急登であるが,ロープが張られ木の階段がつけられて整備されている。ゆっくりと登っていった。
頂上は,赤,緑,黄色のあざやかなのれんがひらめく釈迦堂が建ち,信仰の深い山の名残が見られる。ベンチも4コほど置かれ,登山者が休んでいた。
「立派ないすのあるレストランだー」
と,嬉しくなった。釈迦堂の奥が山頂になっていて,北の方には九州山地の峰々が続いているのが見え,九州山地の南端になっているのがわかる。山頂に立つお堂としては,大きな色鮮やかなのれんの釈迦堂を見ると,信仰者の修行のためにこの釈迦堂を目指して登ってきたような気分になり,登山できることを感謝し,自然の営みと人々の平和を祈って,厳粛な気持ちで頭を下げた。
宮崎市を展望できるいすに座ってお弁当とする。遠く霞のむこう,市街地でもそれぞれお昼なのかな。我々は,気分的にも物理的にも最高展望レストランの客である。登山者が,
「ミツバツツジの頃はとても美しい」
と,話していた。
比較的近いし,登山口までのアクセスもいいので,ミツバツツジの頃また登りたい。