山曜日は山へ行こう!
鶴見岳ロープウェイ客も合流し山頂公園は空の広場なり
期 日 平成19年1月14日(日) 晴れ 標 高 1374.5m 登山口 御嶽権現社 時 間 登山口−10分−神社本殿−25分−林道出会い−60分−ロープウェイ山頂駅分岐−15分−山頂 下山 山頂−80分−火男火売神社(階段参道)−30分−駐車場 鹿児島からのアクセス 鹿児島市−九州自動車−大分自動車道−やまなみ道−御嶽権現神社 温 泉 かどかわ温泉「心の杜」
冬山登山は,安全がモットーである。
「霧氷を見たい」
もしかしたら?・・・・・霧氷が美しいといわれる鶴見岳登山である。
全国的な暖冬という。 高速道路走行中でも峰同じの雪は余り見えない。 しかし,人吉や,大分では,マイナス3度の気温を示している。
由布インターを出ると,道路脇に幾分雪があり,通り過ぎる山の北側の斜面は,雪で白く覆われている。
県道11号(やまなみハイウェイ)沿い左にある鳥居をくぐって火男火売神社の広い駐車場が登山口となる。 山頂には,ロープウェイ駅舎のある白い建物が建つ堂々の鶴見岳が見える。 山頂は少し白いのかな? |
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準備をして道路向かいの神社参道へ入る。 とびらがあるが,脇から入り15分ほど舗装参道を進むと本殿に出る。 |
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本殿奥が登山道入口である。 初めはヒノキも見られる自然樹木林の中をゆるやかな登りである。 サクッ,サクッと音を立てながら霜が降りている落ち葉や土を踏みながら進む。 <一気登山道Q地点>とアルファベットの地点名をつけてこれまでの距離と,山頂までの距離があわせて記入された標柱が一定距離ごとに立てられありがたい。 ほどなく,林道と出会い,右にほんの少し歩き,登山道へ入る。 |
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今日は,青空一面。 風もなく,陽射しは葉を落とした樹々を通して木漏れ日となり降り注いでいる。 大きなジグザク状の登山道を進むが,雪に覆われた山肌も広がっている。 雪の残る登山道もあり,体は温かいが,辺りの空気はひんやりして冬山の清々しい味わいである。 <一気登山道>を若い男性が半そで姿で駆け登っていった。 |
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徐々に視界が開け,ロープウェイ山頂駅との分岐点に出る。 徐々に空の部分が多くなり,下方にロープウェイも見え,樹々の細い枝が空に伸びている。 「この枝に霧氷がつくんだろうなあ」 |
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山頂から人の声がしてくる。 また,若者が駆け登っていた!! 一瞬にして全視界が開け,山頂公園。 先ほどの若者のグループが10名近く服を脱いでカラカラと談笑している。 まず,山頂写真を撮らねば・・・・。 「山頂はここですか?」 「向こうですよ」 山頂地点が分からないぐらい観光客と登山者がそれぞれに楽しむ姿が見られる。 大きな山頂標柱,三角点,テレビ塔,絵地図・・・・・。 もちろん,360度の展望である。 並んでそびえる由布岳は,ドーンと迫って目の前である。 |
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東側には,ロープウェイ山頂駅,その北側には,別府港が見える。 |
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西側には目前に,由布岳。 そして,その奥に九重連山とその右に涌蓋山の美しい姿が望める。 |
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山頂全体が,公園となっており,日曜日でもあり,若い人も子どもも多く,かけ回っている。 <七福神巡り>の案内があり,今年一年の幸せのため巡ってみたいが,今日は,下山後,元越山登山を考えている。 コーヒータイムを過ごして下山を始めると,登山口駐車場で出会った。 15人のグループ登山者も山頂に到着した。 |
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今日の下山は思いのほか難儀苦労した。 雪や霜がすっかり溶けてどろどろになっていたのである。 この陽射しで溶け,多くの登山者の力強い踏み込みでどろどろになったのだろう。 「何と言っても下りは楽だ!!」 が,今日は違ったのである。 滑ったり汚れたりして,とにもかくにも,神社まで下山し,ここからは,階段参道のコースをとって無事下山を終えたのである。 |