山曜日は山へ行こう


多良岳
      

山曜日は山へ行こう!

                        

                                              


八重の山 樹を重ね葉の 色重ね 深みどり青 みどり黄みどり

   期 日    平成17年3月30日  晴れ
登山口 八重山キャンプ場(鹿児島市郡山町)
時 間 登山口−90分−山頂
下山 山頂−10分−甲突池への分岐−30分−甲突池−
30分−キャンプ場駐車場
温 泉 スパランドららら


 平成14年4月22日以来の2回目の登山となった。
 今年の2月・3月は天候が不安定で平地でも積雪があり,低温,強風,それに仕事も絡んでなかなか山曜日がない。
 今回は,2週間ぶりの登山。
 「さあ!いくぞー。」という感じである。
 それでも夕方は所用があり,今回は近場の八重山登山とした。
                                               前回の登山は,ちょうど燃えるような若葉の日,桜の花は終わるころであった。
 緩やかなアップダウンの繰り返し,春盛りの緑の香るハイキング気分であった。

 今回は,前回より20日早い。自然の様子もやはり春浅しという感じがある。
 登山道は,深い落葉が敷かれ,木々の枝を通し青い空が見え,風が渡る空間がある。
 木の葉の勢いがまだないのである。それでも,雲一つない青空からの空気は頬に清々しく,足取りも軽い。
 登山口から八重山を台状の山でピークがずっと左にある。 そのため,<登山>というより<山の端まで稜線を歩く>という感じできらきら届く陽を楽しみながら進むのである。
 山頂には,天狗の柱が立っていた。
 180度青一面の展望の中,果てはかすんで,桜島が薄く見える。
 「桜島はどこからも見える。よっぽど大きいのだ!!」改めて感動する。
 
 下山は,前回と同じく甲突池ルートを取る。
 急な下りが続くが階段が組まれていてそれほど難はない。車道まで下山すると甲突池見学者のための立派なトイレ等が建てられて,八重山キャンプ場までは,まだ,固いつぼみであるが桜並木が続いている。
 日々近づく春!!青い空が桜のピンクに深まる春も近い。