山曜日は山へ行こう


白鳥山
      

山曜日は山へ行こう!

                        

  

              美しき海と空向き石積みし砲台跡あり摺ヶ丘山頂


期 日 平成19年2月19日(月)  晴れ
標 高  275.9m
登山口 駐車場−大泊ゲートボール場(佐多岬ロードパークゲート隣)
  時 間   駐車場−5分−登山道入口−50分−山頂
下山 山頂−30分−駐車場
鹿児島からのアクセス 垂水フェリー国道269号−大泊へ
温 泉 (垂水)  ふれあいセンター たるみず
 <新・分県登山ガイド>で今回は大隅の山をめざす。
 まず,最南端佐多町のピーク摺ヶ丘(ずいがお)登山である。
 数回訪れた事のある佐多岬観光の入口ロードパークゲート左側に広場があり,集落のゲートボール場駐車場となっておりトイレもある。
 準備して集落の中へ。  郵便局前を通り,進むと細い生活道路が入り組んでいるが,各所に<摺ヶ丘へ>の案内が立ててある。
 登山道に入ると,自然樹林には,大きなビローの木も見られる。緩やかな登りを過ぎるとロープのつけられた急登となる。
 足ががり,手がかりのない急登にロープが比較的長くつけられていて,体をあずけながら登れるのでありがたい。
 やがて開け,石がきれいに組まれた山頂となる。
 この石積みは,戦争中に高射砲を備えた砲台跡であるという。 展望の良さからこの地に作られたという。 地元の方が
 「途中には兵隊さんの宿舎もあったんです」
という。 何せ本土最南端の地は重要地点だったのだ。
 哀しい戦争・現在の平和・・・・思いを新たに展望の素晴らしさを実感したのである。。
 太平洋の大海原,錦江湾を越えて開聞岳,大隅の名峰・・・・。

 写真左は,北方面,野首嶽や木場岳の山波か。
 写真右,大泊港と右奥先端が佐多岬

 コーヒータイムを取り,下山し,次は木場岳へと向かう。